動物病院モルム
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エキノコックス症ってどんな病気?


エキノコックスはサナダムシの仲間で、多包条虫ともよばれます。本来イヌやキツネとネズミの間で伝播する寄生虫ですが、ヒトへ感染すると、重篤な疾病を引き起こします。エキノコックス症は感染症法で指定されており、医師も獣医師も発見した場合、届け出の義務があります。

        
       
 感染するとどうなるの?


エキノコックス症巣の拡大は極めてゆっくりで初期症状が現れるまで、成人では10年以上(子供は5年ほど)かかります。 放置した場合の致死率は90%以上とされています。
現在、エキノコックスの幼虫に有効な治療薬はありません。
最も有効な治療法は外科手術による病変部の摘出です


イヌの治療と予防!


発生地域では野ネズミを捕食させないことが予防として重要です。
捕食する可能性がある場合は定期的な駆虫が必要と考えられます。
また、感染しているイヌの治療も可能です。 動物病院に相談してください。
(ヒトの治療は難しいのです)



イヌやキツネが糞に混じって虫卵を出す

土や水・埃などに混じる


野ネズミが口にして内々で虫卵 がウ化し、幼虫なる



幼虫に寄生されている野ネズミをイヌやキツネが食べる




イヌやキツネの体内で幼虫が成虫なり、虫卵を産む




虫卵の混じった糞をする
世界におけるエキノコックス症の患者数は推定10万〜30万といわれています。 国内でも、北海道を中心に毎年患者数が増加しています。 これまで、主にキタキツネと野ネズミの間で伝播していたエキノコックスですが、最近室内犬が感染していた例も報告されました。 旅行でイヌを連れて北海道に行くヒトがふえていることからも、感染地域はさらに南下する可能性があります。  ヒトが虫卵を口にして感染、エキノコックス症になる (管理されていない菜園の生野菜や果物を食べる・沢の水を飲む・虫卵が被毛に付着したイヌとスキンシップするなど)
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